microphone これは数理情報学科の学生さんからのメッセージをそのまま掲載する学生の声のページです.

教員免許の取得をめざして教職科目を履修している数理情報学科3回生の角谷大雅さんから、その体験談と後輩へ向けてのメッセージです。

はじめに

そもそも私が数理情報学科に入った理由は、数学の教員免許が取得できるからでした。 教員免許を取得するためには、通常科目プラス教職科目の履修をしなければなりません。 そこで、私がどのように通常科目と教職科目に取り組んできたか紹介したいと思います。

1・2回生

通常科目

まずは気になる単位の履修ですが、1・2回生の時はほとんどが必修科目、グループ必修科目の履修をすることになります。 ですから、1・2回生では必修科目の履修を意識していればほぼ間違いありません。 しかし、さすがは数理情報学科です。 講義内容は数学だけでは無く、物理、情報、プログラミングなど、近そうで近くない様々な分野を学びます。 いい加減な気持ちでは講義について行けなくなると思っていたので、出席&課題は欠かしませんでした。 理解が難しいところでは、友達と助け合って課題や演習をしてました。 もちろん答えの丸写しは厳禁です! いつもその場凌ぎなことをしていると試験で負けます! ほとんどが4年間の基礎になる科目なので、わからない所はそのままにしておかないように日頃からきちんと学習しておきましょう!

2回生からは数学、情報は少し専門的な内容に入り、分野的に興味がある人にはだんだん面白くなってくる時期です。 数理的な理解が速い人、プログラムを書くのが速い人など得意分野、苦手分野が明らかになってきます。 自分向きの分野がだんだんとわかってくるような感じでしょうか。 数学向き、情報向きみたいな自分の適正がはっきりしていると、その後の進路を決める際にも参考になったりします。 友達や教授に自分が何向きなのか評価してもらうのも良いかもしれませんね。 できれば、この学年で必修関係の科目は取りきっておきたいです。 3回生になったら就職活動や研究室などに専念したいので、必修科目が残っていると時間が有効に使えなくなってしまうので注意です。

教職科目

数理情報学科では「数学(中・高)」と「情報」の免許が取得できます。 まず、1回生の時は教職課程に必要な科目の単位を確認しましょう。 取得したい免許の教科が同じでも、中学校か高校かでも取る単位が変わってきます。 もちろん両方取得することもできます。 学事課へ行けば「教職ガイドブック」が貰えるので、自分の入学年度、学部、学科のページを見ましょう。 教職課程に必要な科目が載ってます。 一般教養の中にも教職課程に必要な科目が含まれている場合があるので、きちんとチェックしておかないと、高学年になってからその科目の為だけに学校に来なくてはならない!なんて状況になることもあります!! あと、2回生で行う介護体験の説明会がまれにあります。 この説明会に出席していないと介護体験が出来なくなってしまうので、しっかり掲示板など連絡がないか確認するようにしましょう!手帳が手放せません!!

また、数理情報学科のように複数の教科の免許が取れる場合によくある話で、「私は『数学』の先生になりたいから『情報』は、い〜らない!」てことがあります。 私もはじめはそうでしたが、もしも情報の免許も欲しくなった時の為にさりげなく履修してました。 そして3回生の時に教授に「情報の免許も取っておく方が良い。免許は取れるだけ取っておきなさい」と言われました。 やはり、乗り物でも同じように免許は多い方が良いみたいです。 単位は増えてしまって大変ですが是非複数の教科の免許を取ってほしいと思います!

さて、教職課程は2回生から本格的になります。 上にも書いたように必要な科目のチェックは忘れずに! この学年からぼちぼち随意科目が目立ってきます。 随意科目は卒業に必要な単位数にカウントされません。 すなわち、教職を希望していない人よりも余計に単位を取得していかなければならなくなる訳です。 具体的な数としては2回生前期、後期共に3科目多く履修することになりました。 土曜日まで講義が入ってしまうのでちょっと苦しくなりますが、数学や情報など計算ばかりの世界からちょっと抜け出して教師の勉強をするのも良い気分転換になりました。 1回生の時に必修を落としていると、再履修のために教職科目が履修出来ないなんて事態にならないように気をつけましょう!

3回生

通常科目

さて、この学年になったら今まで拘束されていた必修科目とはおさらばです。 学科固有科目をたくさん履修することが出来るようになります。 数学系か情報系かの選択の自由が利くようになってくるので、本当の意味で学びたい分野の選択が可能になります。 必修だらけで大変だった1・2回生の時に比べて自由時間が増えてくるので、就職活動や研究に時間が使えます。 教職科目を取っていない人の中には週2回しか学校に来ない人も居ました。 また、前期には夏休み期間を利用した学外実習(インターンシップ)の履修が可能です。 実際に興味のある企業に行って、どんな仕事をするのか体験が出来る貴重な機会です。 説明会がいろいろあるので出席するようにしましょう!

後期になるとさらに空き時間が増えました。 私は、この空き時間を利用してちょっと検定を受けてみようと思いました。 それは数学検定です。 漢検・英検に続く数検ですよ。 聞いたことない人が多いと思いますが数学にも検定があるんです。 龍谷大学では数学検定の団体受験があり、普通よりも少し安い値段で受験出来ます。 私は準1級を受けました。 レベル的には高校3年生まで位の内容です。 理工学部生のプライドをかけた力試しに丁度良い検定なので是非受けてみてください!

教職志望である私も就職セミナーや企業説明会に少しずつ参加しました。 やはり、実際に企業の話を聞くとどんな仕事をしているのかよくわかります。 教職志望で一般企業への就職を全く考えていない人も一度参加してみてください。 必ず何か得られるものがあるはずです。

また、この時期では就職以外にも大学院への進学も徐々に意識し始める頃でもあります。 もし龍谷大学の大学院に進学したいならば、2月に実施される「学力認定試験」(リンクは学内のみ)を受けることをオススメします。 受験料はいりません。 大学院への推薦入試みたいなもので、高得点を取ったら優遇してもらえるオマケ付きなので受けることに損はありません! 大学院にあまり興味のない人もまた力試しや復習をするにはいい機会です。 出題される問題は1・2・3回生でがんばって勉強してきた内容です。 3回生の方々…!固有ベクトルとか、Arctan θとか覚えてますか!? 懐かしい物や最近習った物など広い範囲で出題されるのでしっかり復習しておきましょうね!

教職科目

この学年から教科教育法が入ります。 「どうやって授業をしていくか、どうやって教えるか」等を学んでいきます。 よって、実際に授業計画や指導案を書いたり模擬授業をします。 本当に先生になった気持ちでやってみましょう。 きっと教職科目の中で教科教育法が一番楽しくなるはずですよ! しかし、教科教育法以外にもまだまだ沢山の教職科目がこの学年にはあります。 私が思うに、教職科目の履修が一番大変だったのは3回生の前期だと思います。 この学年の前期は教科教育法を含めて教職科目が5科目ありました。 1・2回生の時にしっかり単位を取っておかないと、またまた教職科目の履修の妨げになってしまうので注意ですね。 専門分野の学習、就職活動、研究など何かと忙しい時期になりますが、ここはもう気合いで頑張ってほしいと思います。

また、4回生の時に行う教育実習の準備が始まります。 教育実習までに取得しておかなければならない教職科目の単位がいくらかあるのでしっかりチェックしておきましょう! また、教育実習の事前準備として、実習の内諾を取る為に一度母校に帰る機会があります。 来年お世話になる自分の母校に帰ることで、教卓での自分の姿がより現実的にイメージできるのではないでしょうか。

後期になったら、前期と打って変わって自由時間が増えます。 私も平日に休みを確保することが出来ました。 しかし、単位が足りていないとこの休みも無くなってしまうので、やっぱ初めのうちに頑張っておいてほしいです。 自由時間が出来たら教員採用試験の対策を始めておくのも良いかもしれません。

 

まとめ

私が1回生の時に読んだ本にこんなことが書いてありました。 『「コイツはすごい」という人に出会えば第2の自分が目を覚ます。』(「大学時代しなければならない50のこと」中谷彰宏 PHP文庫)と。 何かあんまりよくわかんない言葉ですが、とりあえず尊敬できるような人を探すようにしてみました。 その「すごい人」は誰でもよくて、友達、先生、教授たちの中にいるかもしれないので誰でもいいからこの4年間で「すごい人」に出会えたらいいなと思い、一つの目標にしてみました。 何でもいいですが何か目標を持ってみてほしいです。

4年って長いようで短いです。 濃い4年にするか薄い4年にするか正にあなた次第です! いろいろやってみて下さい! 例えば下宿生の人は「4年間仕送りを一度も貰わない!」自宅生の人は「4年間一度も遅刻しない!」とか。 こんなんでも立派な目標ですよ! 「卒業するまでに資格いっぱい取る!」とか「一つも単位落とさない!」とか目標にできることはゴロゴロ転がってると思います。 続ける事、達成する事の大切さをどこかで知って下さいね!

私はこの春で4回生になります。 この学年で行うことは特別研究や教育実習などなかなか濃い内容ばかりではありますが、しっかりこなしていきたいと思います。 むしろ楽しみです。刺激の多い毎日になれば良いなと思います。 そして後悔の無いように1年を過ごしたいですね。 応援してください★

Last Modified: Wednesday, 02-Jun-2010 20:04:42 JST