論理パズルは娯楽性と同時に論理的思考力の向上が期待できる。中でもメガ数字という強い制約を導入したメガピクロスは高い難度と独自の魅力を備えるが、問題供給の不足が普及の障壁となっている。創作支援には可解性判定が不可欠であるため、本研究では完成図から得たヒントを基に解けるかを判断するプログラムを構築した。行と列を交互に探索し、確定可能なマスを段階的に決定し、最終的に全マスが定まれば可解とみなす。さらに計算量が増大するメガ数字の組み合わせ探索に工夫を施し、時間とメモリの削減に成功した。作成したC言語プログラムは、先行研究のツールの約2倍の高速化を達成したが、なお最適化の余地が残されている。

「メガピクロスC言語解法ツールの作成」田中響一